放映年: 2006年(第1期)2009年(新作アニメーション)
制作会社: 京都アニメーション
監督:石原立也
脚本:石原立也、村元克彦、ジョー伊藤、志茂文彦、賀東招二、谷川流 他
■キャスト
涼宮ハルヒ(平野綾)
キョン(杉田智和)
長門有希(茅原実里)
朝比奈みくる(後藤邑子)
古泉一樹(小野大輔)
あらすじ
普通の高校生キョンが、変わり者の美少女・涼宮ハルヒと出会うところから物語は始まる。
ハルヒは「SOS団」というクラブを結成し、キョンを半ば強引に巻き込んでいく。
このクラブの目的は「世界を大いに盛り上げるため」
実は、ハルヒには世界を変える力があり、SOS団のメンバーは宇宙人の長門有希、未来人の朝比奈みくる、超能力者の古泉一樹だった。
彼らはハルヒの力が暴走しないよう、密かに監視する任務を負っている。
キョンは唯一の普通の人間として、ハルヒの突飛な行動に振り回されつつ、彼女の暴走を止める重要な役割を担うことになる。
UFO探しや超能力捜索、ミステリー調査など、日常と非日常が入り混じった奇妙な日々が繰り広げられていく。
冒頭
アニメは、キョンの独白から始まる。
「小学校のときに、サンタクロースなんていないと知って以来、俺は世の中に不思議なことなんてないと思うようになった」という内容だ。
そして、「しかし、高校に入学して3年目の春、俺はその考えを改めることになった」と続く。
その後、高校入学式での涼宮ハルヒの奇抜な自己紹介シーンへと移る。
ハルヒは「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」と宣言し、クラスメイトを驚かせる。
キョンは「変な奴が来たな」と思いつつも、何故か彼女に興味を持ってしまう。そして、キョンとハルヒの初めての会話シーンへ。
キョンがハルヒに話しかけると、彼女は「あんた、何番目?」と謎めいた質問を投げかける。この不思議な出会いから、キョンの日常が少しずつ変わっていく様子が描かれていく。
この冒頭部分で、ハルヒの型破りな性格とキョンのツッコミ役としての立ち位置が鮮明に示され、これから始まる奇妙な物語への期待感を高めている。
みどころ
この作品の魅力は、日常と非日常のバランスがめちゃくちゃ絶妙なところだな。
ハルヒの突飛な行動とキョンのツッコミの掛け合いが面白いし、SOS団のメンバーそれぞれの個性も際立ってる。
アニメの演出も斬新で、放送順をわざとシャッフルしたり、同じエピソードを8回も放送したりと、視聴者を楽しませつつ混乱させる。
音楽も最高で、特にOPの「God knows…」は伝説級。
ストーリーは軽快なノリで進むけど、実は深いテーマも隠れてて、何度も見返したくなる作品だよ。キャラクターの成長や関係性の変化も丁寧に描かれてて、見ていて飽きない。
ハルヒの正体や能力の謎も含めて、最後まで目が離せない展開になってる。
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